一人社長は欲しくないものを持ってない幸福にもっと注目するべき
たまたまYouTubeを見てたら興味深い動画を見つけました。
動画のコンセプトとしてはSNSが幸福に及ぼす影響を考えていますが、現代社会で幸福に生きていく方法を示唆しているように感じました。
今回は、動画にあるアインホーンの2×2マスの解説を私なりに整理して、幸福の解釈を今いちど捉え直すことができないか試みてみます。
アインホーンの2×2マス
シカゴ大学のエインホーン教授という心理学者がインタビューに応じた内容です。
いわく、人間の幸福は「持っている、持っていない」の軸と「欲しい、欲しくない」の軸に分類が可能なのではないかと話したそうです。
2×2のマトリクスを作成するとこんな感じになります。
欲しい × 持ってる

我々が一番手っ取り早く幸福を感じるのは、この条件が満たされた時ですね。
持っていることで幸せを感じている、役に立っているものがカテゴリーに入ります。
家族、友人、自分のスキル、良い車、マイホーム、などなど。
欲しくない × 持ってる

一方で、望んでいないにも関わらず持っているものもあります。
なかなか進まないプロジェクト、借金、病気、家のローン、老後の心配、などなど。
これらは我々に幸福を与えることなく、むしろ不幸にしていきますね。
逆にこのカテゴリーにある内容を減らすことができれば幸福度は上がることになります。
ちなみに、私の中では「翌々年の事業の見通しがまだ立たない問題」がこのカテゴリーの大部分を占めます。
欲しい × 持っていない

これも我々の幸福度を下げる要因となるカテゴリーです。
YouTubeの動画では、現代はこのカテゴリーが無限に拡大し得る構造が、現代人の幸福度を著しく下げているのではないかと考察しています。
そのカテゴリーの拡大に影響を与えているのが、インスタやXなどのSNSなのです。
特に成功している人物の様子が手軽に見えてしまう性質によって、手持ちの幸福だけでは満足できなくなってきていると言及しています。
世界一幸福な国のブータンの幸福ランキングが、SNSによって外国の生活を知ってしまったからという話を聞いた時は胸が痛みましたね…。

人によって欲しいものは異なりますが、とめどなく流れる情報に毎日晒されることにより、欲しいけど持っていないという劣等感がつねに刺激され続けるわけです。
不謹慎かもしれませんが「知らない方が幸せ」ということもあるのかなと考えさせられました。
欲しくない × 持ってない

アイホーンはインタビューで、人は1〜3番目までのカテゴリーに幸福を見出すことに時間を使い過ぎており、もっと4番目のカテゴリーに注目すべきだと言及しました。
「欲しくない×持ってない」つまり自分の身に起こってもおかしなかっであろう不幸が起こらなかったこと、ということです。
例えば、ウイルスで地球上の生命が根絶しなかった、隕石が現代の地球に落ちて来なかった、宇宙人が襲来して来なかった、などなど(笑)
極端な例を出しましたが、アインホーンはそんな「望んでないことに縁がない幸福」をもっと噛み締めて生きるべきだと考えていました。
望まないものに縁がない幸福のすごいところ
アインホーンの2×2マスに含まれる4つのカテゴリーを簡単に解説しました。
結局、4番面のカテゴリー「望んでいないものに縁がない幸福」を意識することで、自分の幸福度が上がるということです。
有限の不幸に対して幸福は無限

「欲しい×持ってない」のカテゴリーで解説しましたが、SNSによって人の所有欲を刺激する情報が爆博的な増加&拡散されて、著しく人の自己肯定感や幸福度が下げられてしまいます。
しかし、それは人間の営みである以上は限界であって、有限なのです。
所有は現実世界に縛られ、SNSの情報は自分が意識するだけ拡大しますが、無意識のものはすでに無限に存在しているので、本人が望むだけ手に入れることができます。
というより、すでにその幸福を得ていることに気づくわけです。
まとめ
以上、アインホーンの2×2マスの幸福論を簡単に解説しました。
人間は生まれ落ちたその瞬間から、自分が思っているよりも幸福、この事実を忘れないようにしたいです。
今回の動画をもとに、私なりに幸福度を上げる習慣を考えて実践してみたいと思います。
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