マインド

アナログとデジタルを両立してブログ記事の質を向上

mike

これまでブログに投稿してきた記事は、1から10まで頭の中だけでイメージして、そのまま文字に変換して書いてきました。

しかし、最近は脳の性質をもとに、色々なツールを使って記事の質を向上させようと色々チャレンジしています。

今回は、そんな試みを開始した背景を紹介します。

思考力を2種類に分ける

「思考力」はおおまかにタテ軸ヨコ軸として、

  • 考えるために必要な材料を厳選して集めること
  • 集めた情報をもとに深く考えること

以上,2軸に分けられると考えています。

タテ軸は、自身の結論をサポートするための情報や根拠を探し当てる力のことを指します。

単に情報をかき集めるだけでなく、反証を探したり、情報の網羅性を担保するといったスキルも求められる場合があります。

ヨコ軸の深く考えるとは、問題提起から結論までを行き着くにあたって、材料を組み立てたりバラバラにしたり、試行錯誤をくり返してより良い結論に辿り着くプロセスのことを指します。

フレームワークなどを使って考えを補助するロジカル・シンキングが有名ですが、図を書いたり根気よく考えるといった、必ずしも技術に頼ったものだけではありません

必要なネタを集めるネタをもとに結論を出す
求められるもの・情報の裏どり
・反証を探す
・情報の網羅性
・ロジカルシンキング
・要約する力
・根気
ツールデジタルアナログ

こう考えると、どのツールを使うことでそれぞれの能力を活かせるかということが想像しやすくなりますね。

材料集めのデジタル

今となってはインターネットやメモアプリによって、かつて記憶に頼っていた領域が情報技術によって効率化されています。

情報の真偽、反証の確認、網羅性など、デジタルだけでは補えない部分もあるとはいえ、使わない手はないですよね。

また、蓄積という性質も忘れてはいけません

ネットで質の高い情報を見つけたらnotionやobsidianなどのメモアプリに保存することで、後に検索をかけて瞬時に情報を掘り起こすことができます。

とくにobsidianは記事をつなぎ合わせることにより、グラフビューで記事同士の繋がりを見える化することができます。

Obsidianのグラフビュー

こういったツールで情報の取捨選択を繰り返し、記事を構成する際にいつでも使用できるように準備できるというのは手書きよりアドバンテージがあります。

深掘りのアナログ

物事を深く考えるには、ゆっくり手で書くのが有効です。

文字がより早く入力できるようになった現代で、ゆっくり書くのは効率が悪いように思えますが、速度を落とすことで思考が先へ先へと進行することを避けて、脳のリソースをより手元の問題に集中させることができます。

脳のリソースを効率よく運用できることで、結果として思考の貫通力が上がり、より本質に近づけると考えています。

個人開発の仕様を考えている図

また、手で書くことで問題提起から結論までのプロセスで見落としがあるかどうかを確認できます。

小学校の算数の時間に「答えだけでなく式を書け!」と先生に言われた人も多いと思います。

アレはまさしく式や図を駆使して、論理の間違いや情報の抜け漏れを予防するための指摘です。

手書きで情報を整理することにはそういった効用も存在します。

まとめ

記事作成において、深く考えること、考えるための材料を集めることは車輪の両輪で、どっちも欠けてはならないものです。

使用するツールも同様で、それぞれ自分に最適な道具を見つけて、記事の質を上げて行きたいものです。

以上「アナログとデジタルを両立してブログ記事の質を上げる」でした。

ABOUT ME
ラクダマル
ラクダマル
株式会社DeveloX代表
個人事業主3年目、法人2期目です。
大学卒業後、東京でサイバーセキュリティのエンジニア&コンサルとして勤務、2021年より地域おこし協力隊として九州に移住。
2024年より独立・起業。小中学校のプログラミング教育のサポートやシステム開発をしています。
ブログでは起業・独立・勉強したことを発信します!
趣味は読書とロードバイク。
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