書評

【読書】自分だからできる仕事のつくり方

mike

自営業の身としては気になる内容だったので購入。

今あるビジネスは長くて数年、常に変化することを求められる身としてはケースとして取り上げられる経営者たちは他人事ではない。

とくに興味深かった、スピード感について、感度よく情報に触れる方法、それを基にビジネスに繋げる方法を書いていく。

一番簡単に相手の期待を上回る方法

LINEヤフーの代表取締役会長の川邊健太郎は「爆速経営」を掲げていることを皮切りに、スピード感の重要性を説いています。

詰まるところ、相手の期待を上回る方法は3つしかありません。

  • 相手が期待するより高いクオリティ

  • 相手が期待するほど多い量

  • 相手が期待するより速く

この中で相手の期待を上回るうえで一番難度が低いのがスピードなのです。

締切ギリギリに提出して、クライアントの考えていたものと違うという大事故を起こした経験のある私としては共感するところであります。

さっさと出せば相手に良い印象を与えるし、まめにレビューももらえます。

これが大きなミスなく成果を上げられる方法だと思います。

圧倒的な情報収集を支える習慣

本書の終盤で語られる「タグ付け発想法」は突き詰めると様々な情報からの連想でアイデアを出す方法ですが、素材となる情報がないと出来ないわけです。

そこで、本書では感度よく情報を収集する習慣が8つ紹介されています。

そのうち2つを紹介します。

1日1初体験

いつも降りる駅の1つ前で停まる、いつも注文するのとは違う味を頼んでみる、などなど。

保守的になりがちな生活にこれまでと違う刺激を与えて、少しずつ世界を広げるということですね。

いつだったかキングコング西野が似たようなことを言っていたのをYouTubeで発見しました。

https://youtu.be/CXvdEKvk-WQ?t=9

気づいたらつぶやけ

アウトプットですね。

著者はXで呟いているそうですが、私はXは控えているのでnoteだったり手帳に書いています。

他の人に見てもらって反応を得るのが肝だそうです。

タグ付け発想法

感度よく情報源に触れて蓄積ができたら、アイデアを出すステップです。

著者は「シゴトアイ」といって、4つの側面から物事を観察してタグ付けする方法を紹介しています。

ものごと

対象を観察してタグ付け。

例えばピザのチラシなら、#赤い配色 #チーズ #ドミノ #配達 #イタリアン、などなど。

じぶんごと

自分がそれを見て、どういった利益を感じたのかをタグ付け。

#手軽 #背徳的おいしさ #チーズ #ながら作業 #カロリー #太る、などなど。

社会ごと

そのサービスの時代背景、社会課題、意味、流行、社会の変化をタグ付け。

#ファストフード #昔からある #ウーバーイーツ #リモートワーク、などなど。

おみごと

以上3つの「ごと」を整理して、ビジネスモデルを捉えて、発想する作業です。

例えば、ピザは昔から家族や友達など、複数で食べるイメージですが、配達サービスが充実、リモートワークも増えて、お一人様用のピザもあるそうです。

これを突き詰めて、1枚1万円オーバーの超豪華なお一人様ピザを販売・配達、みたいなアイデアも面白いのではないでしょうか。

まとめ

以上、本書の紹介でした。

この本の良いところは、なんといっても事例だけを挙げて「これをヒントに頑張って〜」で終わらないところです。

しっかりと具体的な発想法も紹介してくれて、自分の観察力の足りなさを痛感させられました。

最後にシャーロック・ホームズの名場面を紹介して終わります。

「君はただ眼で見ているだけで、観察ということをしない。例えば君は、玄関からこの部屋まで上がってくる途中の階段を、ずいぶんと見ているだろう?」
「ずいぶん見ている」
「じゃ聞くが、何段あるね?」
「知らないねえ」
「そうだろうさ。僕は十七段あると、ちゃんと知っている。それは僕がこの眼で見て、そして心で見ているからだ」

シャーロック・ホームズの冒険「ボヘミアの醜聞」新潮文庫

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ラクダマル
ラクダマル
株式会社DeveloX代表
個人事業主として2年、法人2期目です。
つぶれない起業・独立について発信中です!
趣味は読書とロードバイク。
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